2006年度(平成19年3月発行 フラテ93)
当講座は解剖実習を担当しているため、日夜人体解剖を行っている講座だと勘違いされることもあるようですが、実際のところはマウスを使って脳の研究をしています。具体的には免疫組織化学や電子顕微鏡を始めとする神経解剖学的な手法により、シナプス伝達や神経回路発達の制御機構の解明を目指して研究を行っています。それでは恒例のメンバー紹介です。
渡辺 雅彦 (教授)
相変わらず多忙を極めていますが、そんな中でも寸暇を惜しんで実験を行う姿に一同敬服致しております。4年前のクリスマスイブには一日で抗体精製を24本やってのけたとか。その勢いでお酒を飲むので、今年の健康診断で測定した中性脂肪値が300mg/dLを超えていたのを目撃しました。ご自愛下さい。
深谷 昌弘 (助手)
慕う後輩の多さもさることながら、コアな女性ファンの多さで有名です。もともと爽やかな二枚目キャラですが、最近ではさらにツンデレも入ってきて、ファンの支持はますます熱くなるばかりです。夏に長男の昻希くんが誕生してパパになりました。
宮崎 太輔 (助手)
仏頂面がトレードマークになっていますが、本人曰く「昔はもっと明るくて社交的な子だったんだってば!」。シーズン中は阪神と岡田監督が気になって仕方がなく、試合経過をチェックしては一喜一憂しています。「そらそうよ」
山崎 美和子 (助手)
ニートを卒業して就職しました。筆者です。
清水 秀美 (技官)
既に「じいちゃん」と呼ばれていますが、笑いのセンスは常に新しく、高度な音楽センスは他の追随を許しません。特に80年代歌謡に詳しく、「シブがき隊のZOKKON命(LOVE)はナイトレンジャーのパクリ」といった有益な情報を提供してくれます。元清田パンダーズ所属。
石村 知子 (事務員)
その明るい人柄に救われている人が多いのではないでしょうか。お休みの日は事務室がどんよりと暗くて寂しいです。最近ではゴルフが趣味で、足繁くグリーンに通っているようです。豪快にクラブを振っている姿しか想像できないのですが、やはりパターは苦手とか。
三浦 会里子 (D2)
深谷さんを慕うその姿はいじらしく、兄妹のように仲睦まじいです。彼女も同様に多才・多趣味で、映画、音楽、動物、インターネットと守備範囲が広いようです。この秋にはめでたく学振DCに通り、音羽博次奨学金も授与されました。
江本 美穂 (D1)
今年から当教室に加わりました。通学に一時間もかかるのに朝早くから研究室に来て、根気強く実験を続けています。いわゆる聞き上手で会話能力が高く、内ヶ島くんや湯浅さんと会話が始まると、もう終わりが見えません。
湯浅 寛加 (M1)
今年から加わった、当教室一番の若手です。その可愛らしい容貌とマシンガントークのギャップはインパクト十分です。教員免許を持っているだけあって、当教室のグダグダの酔っ払い集団にビシッと号令をかけ、サッと写真を撮っていた姿は見事でした。
山田 恵子 (神経内科・研究生)
現在は岩見沢まで通勤して神経内科医として多忙な日々を送っておられます。そんな中でも唯一のお休みである毎週木曜日には必ずマウスの床敷替えにいらっしゃるあたりはさすがです。またいつか一緒に実験できる日が来たらいいなと思います。
横山 理恵子 (研究生)
今年双子を出産され、現在お休み中です。座持ちの上手さには定評があった横山先生がいないと酒の席もかなり寂しいものがあります。
高崎 千尋 (小児歯科・研究生)
既に学位は取得したのですが、面白い研究テーマに当たってしまったので渡辺先生がなかなか離してくれません。立居振舞いがあまりにもお淑やかなので、いらっしゃることに気づかず、うっかり独り言や放屁を聞かれた教室員が若干名いる模様です。
藤原 百合 (小児歯科・研究生)
人と打ち解けるのが非常に早く、初対面の人が身の上話を打ち明けていたのには驚きました。酒の席でもその能力は如何なく発揮され、初対面のよその教授に酒をどんどん注ぎ、気持ち良く飲ませてつぶしてしまったという武勇伝もあります。
内ヶ島基政 (医学部6年生)
彼が勢い良くドラを切って数巡後、悲鳴を上げた姿を何回見たことでしょう。まだ実験をしていて大丈夫なのかと心配になりますが、ともかく頑張っています。努力の甲斐あって夏には国際学会で成果を発表し、秋には音羽博次奨学金を授与されました。
この他、学部1年生の小野 愛菜さん、河口 洋平君、長谷川 祐太君の3名が医学研究実習で当講座に配属になり、実験を始めました。何か面白いことが見つかるといいですね。
文責:山崎