2011年度(平成24年3月発行 フラテ98)
皆さんこんにちは。今回解剖発生学分野の教室紹介を担当する今野です。フラテの原稿書きを依頼されていたのですが、気付いたら締め切りが近付いてきました。さて何を書けばいいのかさっぱり浮かばないので、過去問ならぬ過去フラテ一〇年分を参考にしつつ、教室紹介をしたいと思います。
渡辺雅彦教授率いる解剖発生学教室は北棟二階にあります。当教室は、グルタミン酸による脳の発達・可塑性制御機構、そして、グリア細胞によるニューロン分化における制御機構の解明を主軸にして、様々な神経解剖学的手法を用いて研究を行っています。特に小脳皮質においては、シナプス回路発達のメカニズムを、グルタミン酸シグナル伝達分子の発現局在解析と、その遺伝子欠損マウスの形態学的解析から追及しています。そして、これらの研究手法を学びに、国内外から多くの個性的な人が技術を学びに来る研究室です。また当研究室は、医学部生にとって最初の関門である解剖発生学、解剖実習、神経解剖の担当講座でもあります。教室の研究紹介はこの辺にしまして、続いて私の目から見たメンバーの紹介に移りたいと思います。
渡辺 雅彦 (教授)
研究室の中で、誰よりも研究に対する凄まじい情熱とお酒に対する耐性を持っている先生です。渡辺先生は、土日祝日を問わず毎日研究室に足を運び、教授としてのお仕事の合間にも、当教室の基礎となる抗体作製に多くのエネルギーを注がれています。毎日早朝から深夜まで教授室と実験室との間を競歩並みのスピードでシャトル往復されております(筆者実感平均10分間隔)。その頭の切り替えの早さと回転の早さ、底知れぬ体力は人類を超越しています。渡辺先生は学生との交流も多く、定期的に渡辺先生の出身地、山形県の郷土料理である芋煮会が教室で開催され、学生からの信望も厚い先生です。筆者はいつかこっそり万歩計をつけてみたいと思っています。
山崎 美和子 (講師)
電気生理解析から電子顕微鏡解析までこなす高い研究遂行能力とそれに伴うスペック越えの頭脳を兼ね備えています。背負っているリュックの中にはかわいいネズミのぬいぐるみが入っており、いつも肌身離さず連れて歩いています。
宮崎 太輔 (助教)
凄い人です。以下に数点凄さを挙げてみたいと思います。
ネズミのトップブリーダー:ブリーディングの全てを会得しています。
小脳の形態解析:右に出るものはいません。
漢:その字のとおりです。
奥ゆかしい阪神ファン:過去フラテ参照
筆者はそんな宮崎先生のような男性になりたいと常々思っています。
ネズミのトップブリーダー:ブリーディングの全てを会得しています。
小脳の形態解析:右に出るものはいません。
漢:その字のとおりです。
奥ゆかしい阪神ファン:過去フラテ参照
筆者はそんな宮崎先生のような男性になりたいと常々思っています。
今野 幸太郎 (助教)
今回のフラテの筆者であります。昨年から解剖発生学教室の一員となりました。素晴らしい環境の中で研究に教育に打ちこめて幸せです。ビールをこよなく愛し、ビール個人消費量は道内でトップクラスだと自負しています。
内ヶ島 基政 (助教)
当研究室で、学部時代から研究を続け、大学院博士課程を今年終了し、4月から助教になりました。本人は隠していますが、きっとすごい愛妻家だと筆者は思っています。
石村 知子 (事務員)
当研究室と白菊会事務局の事務員としていつも笑顔を絶やさず、あらゆる業務をテキパキとこなしていく素敵な美人秘書さんです。趣味はゴルフだそうです。
清水 秀美 (技官)
解剖実習に関するご遺体の処置や管理を全て引き受けています。さらには火葬や御遺骨返還など多忙な日々を送っています。甘いものが好きだそうですが、今まで甘いものを食べている姿を見たことがありません。
岩倉 淳 (D2)
鍼灸専門学校で勤務を続けながら研究を行っており、多忙な日々を送っています。
高崎 千尋 (歯学部・助教)
小児歯科臨床の傍ら、当研究室で研究をなさっています。とてもおとなしく可憐な先生ですが、実は熱狂的な巨人ファンということで、意外な一面を持ち合わせています。高崎先生にはまだまだ意外な面が隠されていると筆者は睨んでいます。
河北 一誠 (学部5年生)
とても笑顔が爽やかな好青年で、学部3年生の時から当教室でこつこつと研究を続けています。
工藤 健大 (薬学部・M1)
研究室に来てから2年になる、知性と美貌を兼ね備えたスーパー大学院生です。最近では電気生理学的手法も習得し始め、将来はきっと有望な研究者になると筆者は確信しています。
文責:今野