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教室紹介(フラテ)
2013年度(平成26年3月発行 フラテ100)
こんにちは。解剖発生学分野です。講座担当科目は解剖発生学、解剖実習、神経解剖学と多く、2年後期の学生の皆さんには毎日のように顔を合わせることになります。教員一同、担当した学生諸君の顔は意外に記憶していますので、見かけたときにはぜひ挨拶して下さい。学生のみなさんには一年中解剖をしているように誤解されますが、当教室では神経解剖学的手法を中心とした基礎研究を盛んに行なっています。これまでにin situ hybridization法、免疫組織化学法等を用いて様々な分子の局在を明らかにし、遺伝子改変マウスの脳形態を解析することで様々な分子の機能を解明してきました。神経解剖学の最大の魅力は脳組織の美しさを直接観察できることだと思います。我々の研究室は北棟2階の東西をつなぐ渡り廊下のところにあります。顕微鏡を使った研究に興味のある人はいつでも研究室に来て下さい。
渡辺 雅彦 (教授)
今年から研究科長補佐に任命され、さらに多忙になられたようにお見受けします。わずかな時間を見つけて実験をしているその姿はまさに研究者の鑑と言えましょう。十数名の学部生によって不定期に行われる「渡辺先生詣で」では、山形名物の芋煮が振る舞われます。渡辺先生の作成する抗体は世界中から高い評価を得ており、毎日のようにリクエストが来ています。
山崎 美和子 (講師)
最近、体の頑健ぶりを物語るエピソードを量産しています。これまで虚弱体質を自認していたため、少し戸惑っている様子ですが、本当のところはどうなのでしょうか。二年連続で最優秀教員賞を受賞しました。研究設計能力と情報収集能力に長け、電気生理解析を行うことができる研究室で唯一の人物です。
宮崎 太輔 (助教)
セリーグの某在阪球団が頭の8割を占めています。終盤の失速とポストシーズンの弱さに憂慮するあまり、持病の腰痛が悪化。腰痛ベルトが手放せない毎日です。今後はシーズンよりもキャンプ中継に切り替えていく決意をしました。
今野 幸太郎 (助教)
彼の口から何度か禁煙宣言を聞きましたが、未だ成功には至らないようです。①缶コーヒーが好き、②手ぶらで通勤、③自炊はしないという「モテ男3つの条件」を満たしています。引き寄せられるのは男性ばかりですが、天性の統率力を活かして年末の大掃除には大活躍してくれます。従来の実験手法を再検討し、改善していくというところを得意としています。
内ヶ島 基政 (助教)
色白、痩せ型、高身長という見かけによらず、熱血指導を得意とします。この情熱は教室の大学院生だけでなく、解剖実習でも多くの学生に惜しみなく降り注がれます。マンツーマン型の指導法には定評があり、さしずめ解剖の長谷部といったところでしょうか。当教室では長らく閉ざされていた細胞培養や分子生物といった新しい門を開き、次なるステージへと日々奮闘しています。
宋 暁紅(ポスドク)
山東医科大学を卒業後、熊本大学で博士号を取得し、昨年秋に教室のメンバーとなりました。当教室では生化学実験のスペシャリストとして活躍しています。高松の学会では毎日うどんばかり食べる筆者に困惑している様子でした。誤った日本人像を与えてしまったかもしれません。中国にもキラキラネームが増えてきたことを嘆いています。旦那さんは長身のイケメンです。
石村 知子 (事務員)
石村さんの担当業務は学生の出席・成績の管理だけではなく、科学研究費の運用など多岐に渡り、教室のために色々な仕事をして頂いています。学生諸君、名前と学籍番号は読みやすく書きましょう。顔面相似形を見つける能力が高く、某先生とダイヤモンドユカイとの相似性を看破したことも。今世紀最大のアハ体験をさせてもらいました。
清水 秀美 (技官)
解剖実習の準備やご遺体の管理を一手に引き受けています。解剖実習が終わった後も火葬やご遺骨の返還などに忙しい日々を送っています。斎場からはダイコクタクシーを利用。佐藤百合子ドライバー(仮名)と毎回あまりにこなれた会話を展開するため、一時交際説も囁かれました。しかし数年前に年下の奥さんをゲットし、現在は一児の良き父となりました。
岩倉 淳 (D4)
鍼灸専門学校で講師をしながら学位取得を目指し、忙しい毎日を送っています。これまでに数々の有名スポーツ選手の体を触診した経験をもち、あの野茂投手やファイターズの鶴岡捕手もその中に含まれています。内ケ島くんと築き上げてきたこれまでの研究内容は、昨年めでたく学術雑誌に掲載されました。研究室唯一のレフティです。
大宮 友貴 (D3)
精神科からの大学院生です。早いもので当教室に来てから2年目になりました。臨床医特有の落ち着いた物腰とソフトボイスは彼のプレゼンテーションに深みを与えます。新しい環境にも関わらず、教室の雑用にも積極的に参加してくれるナイスガイ。PCにも精通し、これまで何度も教室の危機を救ってくれました。飲み物の新製品チェックは欠かしません。
高崎 千尋 (歯学部・助教)
歯学部との往復という忙しい中、着実に研究を進められています。冬場はとても寒い医歯学の連絡通路ですが、高崎先生は半そでの白衣を着用し、アルカイックスマイルをたたえて教室にやってきます。お会いしてからかなりの年月が経ちますが、高崎先生が体調を崩されたことが一度もないことに気づきました。まさに根室が産んだ鉄人です。
長路 敬太 (薬学部・M1)
ダンスとサッカーが得意と聞いているのですが、実際に目にしたことがないのが残念です。前年度まで鬼軍曹として指導していた工藤君が卒業し、今年は真価を問われる一年になりましたが、持ち前の粘り強さと堅実性で着々と研究を進めています。来年はいよいよ就職活動が本格化します。「一緒に働きたいと思わせるかどうかが大事」と意気込む彼。筆者はきっとうまくいくと信じています。
西川 晃司 (学部5年生)
昨年度から教室のメンバーとなり、現在は学生実習の合間を見つけて実験しています。礼儀正しい好青年です。彼のファーストネームはかつて水球で鳴らした広島出身の某シンガーにちなんで名付けられました。学生だてらにスターバックスを愛用。諸々の話を聞いている限り、彼の家はお金持ちだと思います。教室員一同今後も末永いお付き合いを望んでおります。
池田 寛 (学部3年生)
これまでも様々な理由で教室を訪れていましたが、秋から研修期間のような形で実験を行なっています。こちらで入手した情報を総合して考えると、どうやら池田くんはモテるようです。特に年上の女性に人気が高く、生協で働くお姉さま方にプレゼントをもらったことがあるとか(若干脚色しています)。見るからに実直な人柄には今野兄貴も太鼓判を押しており、正式メンバーになるのが待たれるところです。
文責:宮崎