2014年度(平成27年3月発行 フラテ101)
こんにちは。解剖発生学分野です。当教室は、科目として解剖実習、解剖発生学、神経解剖学を担当するほか、基礎研究もさかんに行っております。神経解剖学的な手法を駆使し、シナプス伝達や神経回路発達の制御機構の解明を目指し日夜研究に勤しんでおります。これまで国内外からその技術を学ぼうと教室の門をたたいた研究者は少なくありません。また、教育にも熱心で、最優秀教員賞、優秀教員賞を多数受賞しています。秋には、学生さんが自然と教室に集まり、渡辺教授の故郷山形の名物である「芋煮を食べる会」が毎年のように行われ、大変賑わっています。今年度夏からは、月曜の朝7時30分から神経科学に興味のある学生さんの有志を交えてカンデル神経科学の抄読会も行っています。前置きはこれくらいにして、それでは、教室員の紹介をさせていただきます。申し遅れましたが、今回の文責は歯学研究科小児・障害者歯科所属の高崎です。。
渡辺 雅彦 (教授)
教授に就任されて17年目に突入。日々多忙を極める中でも年中無休で研究されていることに皆敬服しております。先生が作製する抗体のクオリティーが非常に高いため海外からのリクエストも多いです。研究のほか、お酒をこよなく愛する先生でもあります。以前より教室内の飲み会が減り、寂しく感じているのではないでしょうか。我々の偉大なる指導者です。
山崎 美和子 (講師)
出産前日まで仕事をされ産前の産休なく休暇申請となり、事務方も非常に驚かれたとか。出産後もすぐに復帰され、着々と論文を仕上げています。ずば抜けた頭の良さは学生時代から今も衰えを知らず、さらに磨きがかかっています。学生さんからの評価も非常に高いです。
宮崎 太輔 (助教)
筆者とこちらで研究を始めた時期はほとんどかわりませんが、今では宮崎助教は雲の上の存在です。小脳解析のスペシャリストである一方、阪神タイガースをこよなく愛する一面もあります。息子さんもそろそろ阪神ファンになったのではないでしょうか。
今野 幸太郎 (助教)
技術力の高さと素早い実行性は今野助教の右に出るものはいないでしょう。何をしても器用にできてしまいます。歯科用タービンを持たせたら、おそらく筆者より上手に歯の形成ができてしまうと確信しています。
内ヶ島 基政 (助教)
困ったことがあれば内ヶ島助教に聞くと何でもすぐに解決します。彼を頼りにしている大学院生、学部生等、多々います。かくいう筆者もそのうちの一人です。頼りにされ過ぎて抱え込んでいる仕事量も膨大です。
清水 秀美 (技官)
解剖実習やご遺体の管理、火葬やご遺骨の返還などを一手に引き受け、忙しい日々を送っています。清水さんといえばお酒よりも甘いもの。甘いものには目がありません。
石村 知子 (事務員)
いつも明るくさわやかな笑顔で対応してくれる美人秘書さんです。聞き上手であるため、教室員から外部の人まで、石村さんにいろいろ私情を聞いていただき救われた方は多いはず。学部の業務から科研費関連まで種々の仕事をテキパキとされています。
宋 暁紅(ポスドク)
山東大学医学部を卒業後、熊本大学で医学博士を取得し、当教室のポスドクに就いて2年が経ちました。眼科医でもあります。筆者より日本語文法に詳しく日本語の講義で習ってきたという、聞き慣れない文法も操っています。着実でスマートに研究を進めています。
高崎 千尋 (歯学部・助教)
大学院の時からかれこれ15年、渡辺教授をはじめ教室の皆様には大変お世話になっております。この場をお借り致しまして御礼申し上げます。筆者は巨人ファンでしたが、数年前から日ハムファンに鞍替えしました。
大宮 友貴 (D4)
精神科からの大学院生です。Macのこと、パソコンのことなら大宮さんに聞けば間違いありません。本人曰く、患者さんを治すよりMacを直す方が得意と言われているとか。当教室のHP作成も手がけてくれています。現在4年生で学位取得の追い込みで多忙です。
長路 敬太 (薬学研究科 M2)
就職活動もめでたく終了。年末年始、研究室にいくと必ず長路くんが実験しています。コツコツ続けることには頭が下がります。後輩も入ってきて、先輩として指導する場面が増えました。
西川 晃司 (医学部6年生)
講義の合間や放課後、休みの日等、合間を縫って、今野助教指導のもと精力的に研究しています。春の解剖学会では研究成果を発表しました。今は卒業間近で忙しそうです。
池田 寛 (医学部4年生)
月曜朝7時30分からカンデル神経科学の勉強会に参加しています。たまに廊下ですれ違うと、素敵な笑顔で挨拶してくれる好青年です。勉学も忙しそうですが、実験も継続しています。まもなく正式メンバーとなることでしょう
森 さくら (薬学部4年生)
今年度夏から登場しました。長路くんに付いて日々実験中です。静岡県出身で、趣味はカラオケとバイオリンだとか。いつか彼女の奏でるバイオリンをききたいですね。
文責:高崎